Akiのロードバイク練習日記

2017年9月ロードバイク始めました。独身理系会社員の楽しいローラー台生活。

エリート【VOLANO】騒音問題、原因判明

騒音問題、原因はVOLANOの故障でした。

騒音問題発生から

オンラインで購入した販売店のきゅうべえさんに返送し「異音が確認できた」とのことで交換対応していただけることになりました。

日曜日:VOLANO返送
火曜日:販売店に到着
木曜日:「異音確認」連絡
金曜日:「交換品発送」連絡
土曜日:交換品到着予定

非常に迅速に対応していただきました。
いつか室内でローラー台を回せる建物に引っ越せた場合、静穏性が非常に高いと言われているタックスの NEO SMART を購入予定です。
今のところ海外通販の価格差は数万円程度しかありません。
サポートの速さと質を考えると、またきゅうべえさんで買いたいと考えています。

少し調べたところ、 VOLANO の故障については何件も報告されているようです。
imohapi.com
veloperopro.blog.jp
消耗品と割り切って安価なVOLANOを使うか、耐久性を期待して高価な製品を買うか、難しい選択です。

エリート TURNO

ここまで早く対応していただけるとは思わず、同じくきゅうべえさんのレンタルサービスでエリートの TURNO をレンタルしています。
チェーン音が気になるくらい静かです。今までのVOLANOの騒音はやはり異常だったと即座に認識できました。
毎日乗っていると騒音に慣れてしまうようです。

TURNO は廃版となる VOLANO に代わり、エントリーモデルとしてリリースされたモデルです。
ホイールが完全にカバーに内蔵される形になり、脚も4本足になって安定性が増しています。
また、ハイパワーに対応して大きく重くなっています。

MISURO B+ というセンサーが内蔵されており、Bluetooth と ANT+ でパワー、ケイデンスを送信可能です。
Bluetooth 対応なので、TURNO と iPhone だけで Zwift を始めることも可能です。
ただし、このセンサーで計測されるパワーはあくまで推定値であることに注意が必要です。
今回レンタルした TURNO では、ペダリングモニターの数値に比べて20%くらい低い値が計測されていました。
メーカー出荷時に校正しているとのことなので、経年劣化や温度変化でローラーの負荷が変動すると値がズレるのかもしれません。
結構な誤差ですが、他人と比較しないのであればパワーの絶対値にこだわる必要は無い気もします。
ぺダモニの半分の値段で、パワートレーニング可能なローラー台が手に入るとも言えます。

負荷について

エリートの固定ローラーは、チェーンがフライホイールを駆動し、フライホイールの回転が羽根車に伝わり、羽根車が液体をかき乱すことで負荷が生じます。
フライホイールの回転=慣性力」、「液体の攪拌=空気抵抗」に対応する形で、実走感を再現しているのだと思います。
液体の攪拌による抵抗は羽根車の回転速度に応じて増大するので、ギアを重くしてスプロケットを速く回転させるほど負荷が上がります。
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VOLANO の負荷はグラフを見ると45 km/hで800 W程度のようです。(本来固定ローラーに速度はありませんが、スプロケットの回転数と普通のタイヤ周長をかけ合わせて計算していると思います)
いくつかのネット記事で「 VOLANO 最大負荷800 W程度」との記載が見られるのですが、このグラフの最大値から読み取ったものかメーカーが公表しているものかは定かではありません。
当然45 km/h以上の速度で回せば800 W以上の負荷を生じさせることはできます。

VOLANOを購入した昨年10月の時点では、それほど大きいパワーを出すことは想定していませんでした。
多くのハイエンド固定ローラーの最大負荷が2000W近くもあるのは、プロでもない限り非常にオーバースペックだと感じていました。
今は少し考えが変わっています。
性能に余裕がある方が安心だと思うようになりました。
300W~500Wのインターバル、1000W以上のスプリントをしたい人にとって、VOLANO(45km/h=800W)はかなり限界ギリギリ(超えている?)という印象です。
対して、 TURNO は負荷グラフを見つけられなかったのですが、回している感じではかなり余裕がありそうです。

今後

今回 TURNO をレンタルしたことで、もう少しスペックが高いローラー台を購入したくなっています。
候補は静穏性が高いエリートで TURNO 、 KURA 、DIRETO あたり…。
将来的には室内でローラー出来る環境になれば、ハイエンドの Tacx NEO SMART も欲しいです。
このまま行くと、バイク1台に対してローラーが3台、4台なんてことになりそうですね。

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練習日記(2/12-2/18)固定ローラーVOLANO騒音問題、原因と対策

自転車やホイールの何倍もパワーメーターやローラー台で散財しているAkiです。

今週もZwiftレースを中心にトレーニング。
週末は暴風雪の予報でしたが、実際には時々粉雪が舞う程度で海岸沿いは実走可能でした。

  • 2018年2月12日(月曜日)
    • 1:31、NP262W、197TSS、固定ローラー
  • 2018年2月13日(火曜日)
    • 1:01 NP185W、66TSS、固定ローラー
  • 2018年2月14日(水曜日)
    • 1:26、NP239W、155TSS、固定ローラー
  • 2018年2月15日(木曜日)
    • オフ
  • 2018年2月6日(金曜日)
    • 1:13、NP247W、141TSS、固定ローラー
  • 2018年2月6日(土曜日)
    • 1:04、NP248W、129TSS、実走(単独)
    • 1:06、NP244W、124TSS、3本ローラー
  • 2018年2月6日(日曜日)
    • 1:10、NP205W、41TSS、ローラーの異音確認
    • 0:27、NP199W、21TSS、固定ローラー → 異音発生したので中止
    • 1:40、NP236W、177TSS、実走(単独)

今週は短い時間のピークワットを更新しました。
5秒910W、5分317W、10分282W。

今まで無駄に引き脚を使っていたところをコンパクトに回すようにして良い感覚をつかんでいます。
どこかで「上死点を通過するために最後まで引き脚を使った方が良い」という話を聞いた気がするのですが、
自分は股関節の柔軟性が高いためか、やり過ぎていたようです。
人間の体は千差万別で骨や筋肉の数さえも異なると聞いたことがあります。
そう考えれば、身体の使い方に関して誰にでも当てはまるようなアドバイスは無いのでしょう。
自分の感覚を大切に、色々と試してみることだと思います。

ちなみに、今日は実走で初めてスプリントしてみましたが、バランスが取れずに最大650Wくらいだったので練習が必要です。

騒音問題発生

私の固定ローラー台はエリートのダイレクトドライブエントリーモデルのVOLANO、公称負荷は800Wマックスです。
最近スプリントで無理をさせてしまったのか、振動が大きくなっていたようです。
同じ社員寮の住人から騒音がするとの指摘を受けてしまいました。
慣れもあってあまり気にかけていませんでしたが、断続的に「ブロロロロ…」という異常な振動が発生し、高出力では連続的に響くようになっていました。

静穏性を理由に選んだVOLANOを屋外のコンクリ床の上で使っており、音の問題はまずあり得ないと高をくくっていました。
また、使用を始めるにあたって、別の人に協力してもらい、室内には音が伝わらないことも確認していました。

原因

  • VOLANOの劣化
  • トレーニング出力の増大
  • 音に対する感受性の個人差
  • 建物固有の振動?

にあると考えています。

対策

  • VOLANOを販売店で見てもらう
  • 負荷が高いローラー台を試す
  • 室外利用であっても振動対策を施す

を試そうと思います。

VOLANOは「自転車のきゅうべえ」さんというお店で購入しました。
問い合わせたところ、ベルトの調整方法を教えていただいたのですが、改善しませんでした。
送付すれば見ていただけるとのことで、早速ゆうパックにて郵送しました。
ローラー台は値段が高い上に自転車以上に消耗しやすい道具だと思います。
今回海外通販ではなく国内の販売店で購入していたこと、きゅうべえさんが対応してくださることに感謝しています。

また、負荷が高いローラー台として、同じくきゅうべえさんでKURAのレンタルを注文しました。
本当は高付加で値段が安いターボムインを試したかったのですがレンタル在庫がありませんでした。
屋外でも使用したいので、あまり高価なスマートトレーナーは考えてものです。(レンタル品は晴れている時しか使え無さそうです^^;)

振動対策は評判が良いブルカットを使います。
エリートのローラー台は地面との接点の形が独特でブルカットに乗せにくいです。
中でもVOLANOは3本脚なので安定性に欠けます。
ブルカットとの相性の悪さはVOLANOの欠点でしょうね。
この問題の対処法として、耐震用のゲルパッドを挟むと粘着力でズレなくなりそうです。
さらなる振動吸収も期待できるかもしれません。
スポンジがたわむのでフレームへのダメージも軽減できそうです。

練習環境は当たり前ではない

完全に想定外の振動問題に困惑しています。
「自転車に毎日乗れる環境」というだけでも中々得難いものかもしれません。
自転車の上達に何より大切なことは環境を整えることなのではないかとさえ思います。

引っ越せるなら、鉄筋コンクリートの1階、角部屋、ローラーはタックスの "NEO SMART T2800"にブルカットを使いたいですね。

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腸腰筋と後ろ乗り

トレーニングを始めたころに買った本を読み返しています。

個人的に最も役に立った本、ロードバイクのトレーニングを始める初心者の方に勧めたい本です。

トレーニングメニューを考えるためには「バイブル」2冊が役に立ちました。

竹谷賢二氏の「BTB」と「BRB」には、ロードバイクに乗るために必要なことが一通り抑えられています。


それに対して、宮澤崇史氏の本は、上述の本のような網羅的で詳細な記述はありません。数時間もかからずに読めてしまいます。
著者が選手として何を考えていたか、何を最も大切にしていたか、エッセンスだけが紹介されています。
ハード(機材、セッティング)の前にソフト(身体の使い方)があり、ソフト面を強くするためには自分の身体と対話することが大切という思想に共感しました。

繰り返し強調される内容は、全身の力を使うこと(全身に仕事を分散させる)、骨で押すこと(筋肉を固めるためにエネルギーを使わない)です。

これを実現するためのポイントとして、
ペダリング中に意識することが、腸腰筋で引く、1時で入力する...。
最適な状態に心身を導くための、マッサージ、ウォームアップ方法...。
が、トピック的に紹介されているのだと思います。

さて、先週ペダモニを導入し、1時から3時までに荷重がかかっていないことが分かりました。

この原因は、引き脚の抜重を意識するあまり、脚を上死点以上に持ち上げていたからだと推測しています。
また実際と感覚で上死点がズレてしまった理由はポジショニングにもあると思いました。
身体全体が前乗り気味になっており、自分で上死点だと思っていたポイントは、既に実際の上死点を通り越していたのではないか、と。

1時の位置で脚の重さをペダルに乗せられるように後ろ乗りにしました。
後ろ乗りになるとペダルが遠くなるので、サドル位置を下げようと思っています。

脚の持ち上げ方にも課題が見つかりました。
これまで脚を内股気味に引き上げていたことに気付き、逆に脚を開くように意識を変えました。
引き脚で腸腰筋を使う割合を増やし、身体の負荷を分散することが狙いです。
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大腰筋は背骨から大腿骨の内側に伸びている筋肉です。
大腰筋を自然に収縮させれば膝は外側を向くと思います。
専門的なことは分かりませんが、少し足を開くことで身体の内側の力を使えている感覚があります。

今日は久しぶりに3本ローラーでZwiftレースに出ました。(VOLANOを酷使し過ぎて爆音になってきたため)
3本ローラーでは全力スプリントが出来ないので順位にこだわらずマイペースで。
10分282Wのピークワットを記録していました。
3本ローラーはパワーが出にくいと感じていたので、予想を超える結果となりました。
踏み始めるポイントが早くなったことで、3本の上でも安定して力を出せるようになったのかもしれません。

今後も身体の使い方を発掘しながら、トレーニングを楽しんでいきたいですね。

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練習日記(2/6~2/12)

先週は連日暴風雪となりました。
今日が寒波のピークだったらしいですが、今週も雪は続くようです。
強風で雪が吹き飛ばされるのでそれほど積もらないのが救いです。
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最近「Zwiftはトレーニングに不要か」のページを訪問してくださる方が多いようです。
「Zwift 不要」 のグーグル検索でトップになっていました。

身もふたもないですが、必要かどうかはトレーニング目的によると思います。
個人的には少しでもトレーニングのモチベーションを上げるために毎回利用しています。
自転車トレーニングにかなりの時間を費やしていることを考えると、月千円程度の料金は気になりません。

ただし、モチベーションを保って楽しくローラー台を回すためにはパワーメーター等の計測器が必要だと思います。
漫然とローラーを回すのは苦痛ですが、何か目標の数字があれば案外集中して取り組めるものです。
さらに、Training Peaks で長期の練習量をモニターしたり、 Strava でZwiftレースの結果を仲間に共有したりすると、練習を続けるのが楽しみになります。
モチベーションアップのために高級な機材を買うのも良いですが、ソフト面に投資する方がコストパフォーマンスは何倍も高いと思います。
そして、自分自身が強くなることが自転車を速く進めるために一番重要です。
パワーメーターやスマートトレーナーは機材としても高級品ですが。

ローラーを回す行為は前進も後退もしないのにひたすら疲れていくだけです。
生物の生存本能として、脳から「無意味な行為だからすぐに辞めろ!」という指令が飛びます。
これをごまかすために、ラップのワット数をニンジン代わりにぶら下げる必要があるのだと思います。

前置きが長くなりました。
今週もひたすら固定ローラーでZwiftレースに参戦です。

  • 2018年2月6日(月曜日)
    • 1:00、NP243W、112TSS
  • 2018年2月6日(火曜日)
    • オフ
  • 2018年2月6日(水曜日)
    • 1:12、NP231W、121TSS
    • 0:35、NP219W、53TSS
  • 2018年2月6日(木曜日)
    • 1:08、NP236W、119TSS
    • 1:39、NP236W、173TSS
  • 2018年2月6日(金曜日)
    • オフ
  • 2018年2月6日(土曜日)
    • 2:47、NP236W、293TSS
  • 2018年2月6日(日曜日)
    • 1:40、NP258W、211TSS
    • 0:17、NP199W、21TSS

前回記事のぺダモニのインプレでお話ししたように、トレーニング終了後に±10W程度のズレが確認されることが多いです。
本当は屋内でローラーを回せるか、外気温に十分にロードバイクを馴染ませた後にゼロ点校正ができると良いのですが。

ゼロ点のズレは一定方向に負荷がかかり続ける形で現われます。
クランクをフリーにしてぺダモニサイコンに負荷を表示させると確認できます。
ちなみに、自転車に乗りながら確認する方法として、片足ペダリングや軽負荷でケイデンスを上げる方法があります。
パワーは負荷×速度で計算されています。このことから、
片足ペダリングで漕いでない方に出力が現れたり、軽負荷高ケイデンスで高い出力が出たりすると、計測している負荷がおかしいということになります。

土曜日はZwiftレースで初の100kmライドに挑戦しました。
長時間の高強度トレーニングは初めてでしたが、2:47でウォームアップ/ダウンを含めてNP236Wと自分のFTPと比較して悪くありません。
(ただし、ゼロ点のズレで実際より5~10W程度高く計測されていたようなので、ぺダモニ計測NP230W程と考えるのが妥当です。)
脚質として、エンデューロや長距離のロードレースが向いているかも知れません。

そういえば、車上で初めて補給食を食べました。
マイプロテインプロテインクッキーを食べたのですが、呼吸しながら食べるのが苦しくてボロボロとこぼしてしまう始末。
今後のZwift長距離レースに備えて井村屋のスポーツようかんを買いました。

余談ですがマイプロテインプロテインクッキーはタンパク質量が異常に多いです。
6種類の全味を食べましたが、オレンジチョコレート以外は美味しいのでおススメです。

ペダリングモニターを導入して、下死点で脚の重さが残っていることに気付きました。
来週は、下方向に出力するタイミングを早め、下死点までは脚の重さを使って加速するイメージを持とうと思います。
下方向の出力に関しても、できるだけ脚の筋肉を固めず、股関節の初動を関節に乗せるように意識します。
ペダリング効率単体はそれほど意味がある数字とは思えません。
意識を変えて、身体の感覚が変わったとき、ペダリングがどのように変わるかをモニターしていきます。

固定ローラーは自転車のバランスを取らなくても良い分、体の使い方に集中できる利点があると感じています。
ヒルクライムの選手は固定ローラーでアップする人が多いと聞いたことがあります。
これは、ヒルクライムは自分自身の効率が良いペダリングを積み重ねること、自分自身の身体との対話が大切であることを反映していると思います。
一方で、相手の動きに対応したり、色々な地形に対処しなければならない他のレースでは、3本ローラーでバランスを鍛えることが効果的なのかもしれません。

それと、今週からトレーニングの仕上げにスプリントを数本取り入れるようにしました。
自分自身は完全な持久タイプだと思っていますが、キリが良い1000Wはコンスタントに出せるようになりたいと思っています。
最初は800W以下でしたが、一週間で最大瞬間900W後半くらいまで出せるようになりました。
筋量や素質が重要ですが、身体の使い方やギアの選択などテクニックの部分も大きいように感じます。
まだ伸びしろがありそうなので、当面スプリント練習は続ける予定です。
その内固定ローラーで転倒しそうです。

Zwiftレースの展開に合わせて出力することに意識が向くトレーニングが多くなっていました。
来週は身体の使い方とペダリング出力の変化に着目します。
何かを掴んで、その後は良いイメージを定着させていくことが目標になります。

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ペダリングモニターを1週間使ってみた感想②

前回に引き続き、ペダリングモニター(SGY-PM910Z)のインプレです。
今回は困ったところをお話ししたいと思います。
aki647.hatenablog.com
前回記事はこちらです。

困った点

自動温度補正でもズレる

ペダリングモニターを導入した最大の理由の一つが"温度学習機能"です。
直近のゼロ点校正結果とその時の温度を記録し、温度変化が生じた際に自動で測定値を補正してくれます。
サイコン(SGX-CA500)のユーザーズマニュアルから引用します。

温度(気温)学習機能について
本機は温度(気温)学習機能によって、温度の変化に応じて自動的にゼロ点を補正します。この機能は走行中の温度変化に対して精度を保つ機能です。
本機能を利用するためには、異なる温度でゼロ点校正を2回以上実施する必要があり、最新の6回分を用いて補正します。
前回記憶したゼロ点校正から4℃以上温度変化があった場合、ゼロ点校正の結果を記憶します。
SGX-CA500 : ユーザーズガイド : パイオニア株式会社

出勤前のローラー台トレーニングでは、ロードバイクを屋内(25℃)から屋外(-5℃~10℃)に運び出してローラー台にセットしすぐに踏み始めます。
毎回クランクが外気温に馴染むまで待ってからゼロ点校正をするのは面倒で、以前のパワーメーターではそれほど頻繁に校正を行っていませんでした。
"温度学習機能"がこの心配から解放してくれることを期待していました。

が、結論を言えば、今のところ"温度学習機能"の有効性に少し疑問を持っています。

この一週間、幅広い温度範囲(室温25℃~外気温0℃)で何度もゼロ点校正を行いましたが、補正後でも±5N程度のズレが良く見られます。
今朝のトレーニングでいくつかピークパフォーマンスを更新したのですが、トレーニング後にクランクをフリーにした状態での接戦方向の荷重を見ると左-3N、右+6N。
f:id:Aki647:20180211194415j:plain
これをパワーに換算すると、

  • クランク周:0.1675m × 2 × 3.14 ≒ 1m
  • ペダル速度:1m × 90rpm ÷ 60s ≒ 1.5m/s
  • 左パワー誤差:-3N × 1.5m/s = -4.5W
  • 右パワー誤差:+6N × 1.5m/s = +9W

左パワーは実際よりも5W程低く、右パワーは実際よりも10W程高く表示されていたことになります。
都合、今回はゼロ点がズレていたことで5W程甘く計測していたと考えられます。

補正後でも ±5N のズレはよく見ます。左右ペダルを合わせると ±20W 程度のズレが生じてしまうということです。
この結果を見ると、「FTP を 10W 更新!」といった話も本当に成長したのかセンサーの調子が良かった(悪かった)のか全く判断できないということになります。
パワーメーターはあくまでトレーニング強度の指標・モチベーションアップに用いるもので、細かい数値を比べ合うのはやはり意味が無さそうです。
パワーメーターを使ってトレーニングの質を高め、実際にレースに出たり、タイムトライアルをして実力を試すというのが大切だと思いました。
自分は交通の便や天候の問題で、どうしてもローラー台偏重になってしまうのですが。
「いつか実走でトレーニングの成果を確認できる」という風にポジティブにとらえようと思います。

今回"温度学習機能"で完全にゼロ点を校正できていなかったのは残念でした。
では何故この問題に気付いたかと言えば、サイコンで常に測定荷重を確認できるからです。これはありがたい点です。
しかも、Cyclo-Sphere では測定データを後から修正する機能があり、例えば今回のゼロ点のズレをワーク結果に反映することができます。
(神経質な人間に大してどこまで優しいパワーメーターなんだと感心します!)

"温度学習機能"が上手くいかない理由として、まだ学習が十分ではない、センサーが馴染んでいない、温度変化が大きすぎる(冬季の屋内外)などの原因も考えられます。
そのうちに精度よく運用できるようになるかもしれませんので、引き続き様子を見ていきたいと思います。

マウント方法が限られる

取り付け方は一択でステムの前にしか取り付けられません。
色々とハンドルにマウントしている人は困ることになります。

タブレットに半分隠れていますが何とか納ましました。
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サイコンの右下に受け口がありそこにレールをスライドさせて固定する方式です。
ガーミンと違い固定箇所が真ん中に無いため、少し取り回しにくくなっている印象です。
サードパーティ製のマウント器具も REC-MOUNT を除いて見つかりませんでした。

タッチパネルが使いづらい

スクロールがしにくく、誤操作の原因になります。
ガーミン520のようにすべてボタン操作でも良いのではないかと思います。
特に設定を変更する時が大変で、何回か意図しない言語に変更してしまいました。
全く文字が分からなくなり、元に戻すことも難しかったです。
トレーニング画面をタッチして表示内容や単位を変更できるのは、ガーミン520より直感的で使いやすそうです。

今回のまとめ

どこまで行っても"真"の数値は不明

一番大きいポイントとして"温度学習機能"を使っても ±20W くらいは平気でズレるということが分かりました。
逆に言えば「ゼロ点のズレを簡単にウォッチできる」、「後からデータに補正を加えることもできる」と細かいことを考える人のための機能が充実しているとも言えます。

他にも細かい点が少し気になりましたが、大きい不満はありません。
安定性と実績は十分、細かい点にも行きわたっています。
非常に高価なだけあり、完成度が高い製品だと思いました。

今回はゼロ点校正のズレを取り上げましたが、実際は他にも無数に誤差要因があります。
パワーメーターはトレーニング効果とモチベーションを上げるものとして、最大限活用できるように付き合っていきたいと思います。
いつか成果を出せる場で力試しをしてみたいですね。

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ペダリングモニターを1週間使ってみた感想①

ペダリングモニターを1週間使いましたのでファーストインプレです。
今回は嬉しかった点についてお話ししたいと思います。

嬉しかった点

サイコンの校正機能が便利

これまで使っていたパワーメーター Wattewm "PowerBeat" から乗り換えた最大のメリットです。
これまではゼロ点校正のためにセンサーとスマートフォンをペアリングする必要があり、気温の変化に合わせるために屋外で校正したいケースなどで面倒でした。
ペダリングモニターではサイコンを使ってトレーニングとシームレスに校正ができます。
ぺダモニのサイコンには "ZeroCal" という機能があり、クランクにかかっている荷重をリアルタイムで確認できます。
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クランクをフリーにして校正ボタンを押すと全ての荷重が0に校正されたのを確認できるので安心感があります。
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注意点として、温度が急激に変化している状況で校正しようとすると "エラーコード13" と表示され、校正が失敗します。
不安定な値で構成されてしまうのを予防する機能のようですが、最初は原因が分からず混乱しました。
また、サイコンからマグネット補正も可能です。
ぺダモニではマグネットを利用してクランクの位置を推定し、各地点での負荷を測定しています。
クランクの取付とぺダモニの初期設定はプロショップにお願いしましたが(自転車店が取り付けるようにパイオニアから指示されるとのこと)、案の定、最初はズレたベクトルが表示されました。
正しいマグネットの位置をぺダモニに憶えさせる必要があります。
センサー蓋を開けての作業になるかと思いましたが、これもサイコンの操作だけで完了できました。

解析ソフト Cyclo-Sphere が楽しい

ペダリングモニターは Cyclo-Sphere があってこそだと思いました。
ライド中のパワーやペダリングを瞬間と平均の両方から振り返ることができます。
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トレーニングの中でバイクのセッティングやペダリングの意識を変えてみて、後から Cyclo-Sphere 上で比較するというようなこともできそうです。
あるいは、調子が良かった時期のペダリングと調子側くなってしまった時期のペダリングを比較するというような使い方もできると思います。
また、サイクリストの強さの指標として持続時間ごとの最大出力(MMP)を重視しているようで、一定期間での MMP グラフを表示可能です。
昨年度の MMP グラフと今年度の MMP を比較して、どの時間域でどれだけ出力が向上したかということを把握できます。
一定期間での MMP グラフを表示する機能が Training Peaks では見つからなかったため(1回のワークでのMMPグラフのみ)、非常に嬉しいです。
イオニアサイコン内蔵のトレーニングメニューでも、 MMP を更新するためのメニューがあります。
現在はブラウザ上でしか動さしない点が残念です。本当は昨年秋にリリース予定だったiOS向けアプリのリリースを待っています。

データの送受信も問題なし

Zwiftでの使用が主な目的なので、接続の簡単さと通信の安定性は最も心配している点でした。
Zwiftレースの途中で通信が切れた時の絶望感はすごいです。Zwift版の落車と言っても良いと思います(汗)
Zwiftの際のデータの受け渡しは、
ぺダモニセンサー →(ANT+ペダリングデータ)→ ぺダモニサイコン
ぺダモニサイコン →(ANT+パワーデータ)→ 4iiii "Viiiiva" 、ガーミンサイコン
4iii "Viiiiva" →(Bluetoothパワーデータ)→ iPhone7plus
となっています。
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ガーミンのサイコンを挟む理由は、ガーミンのアクティビティトラックアプリ Garmin Connect にデータを送るために必要だからです。
さらに Garmin Connect から Strava と Training Peaks にデータを送信しています。(アプリ連携)
ただし、Cyclo-Sphere から直接 Strava と Training Peaks にアプリ連携することも可能です。
Garmin Connect を入れている理由は、Garmin Connect が体重や睡眠時間、歩数などを全て管理してくれているので、そこにトレーニングデータも加えておきたいからです。
Cyclo-Sphere と Garmin Connect がアプリ連携してくれればガーミンサイコンを外せますが、競合相手なのであり得ません。

サイコンの 電池持ちが良い

つけっぱなしでも半日以上持りそうです。
電池切れもZwiftレースに致命的。DNF確定の大落車です。
特に気にしていませんでしたが、電池持ちが良いのは嬉しいです。

今回のまとめ

日本のパワーメーター

細かいことが気になる性格なので、校正関係が一番嬉しいところです。
ぺダモニは細部を気にする日本人が作った日本的パワーメーターという気がします。
細部に凝っていることと全体として見た製品の完成度は必ずしも一致しませんが、自分の性格には合っています。
全体としては満足です。(費用対効果は忘れます。トレーニングに費やす時間を考えれば、"多少は"お金をかけても良いでしょう。)

次回は困った点について書きたいと思います。


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1/29-2/4トレーニングまとめ

今週も固定ローラーでズイフトレース参加がメインです。
ロード初心者がローラー台だけでトレーニングするとどうなるかを実験するブログになってきました。

  • 月:固定ローラー(Elite Volano)
    • 113TSS
  • 火:オフ
  • 水:固定ローラー(Elite Volano)
    • 126TSS
  • 木:固定ローラー(Elite Volano)
    • 138TSS
  • 金:固定ローラー(Elite Volano)
    • 125TSS
  • 土:実走、3本ローラー、固定ローラー
    • 180TSS
    • 47TSS
    • 53TSS
  • 日:固定ローラー(Elite Volano)
    • 69TSS
    • 170TSS

土曜日は前日の雨で運良く路面の雪が解けたので一人で実走に出ました。
日曜日から来週にかけては毎日氷点下で絶望的です。
海岸沿いを20kmほど走り勾配のある区間を目指します。
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最初の坂の前で行き止まりでした。原因は土砂災害。
以前から更に奥で行き止まりとなっていたのですが、どんどん走行できる区間が狭くなっていきます。
日本海側は本当に自転車に向いてないと実感します。

仕方がないので帰りの20km平坦ストラバ区間でタイムトライアルをしてみました。
34:30で256W、平均時速は34.9km/h。風は横風か微順。
かなり頑張って出力してエアロなポジションを心がけましたが、ストラバ上位者とは比較になりませんでした(10位でも28分)
エアロについてはローラー台でしかトレーニングしない弊害かも知れません。

日曜日から出力測定をペダモニに換えています。
ズイフトレースの2連続通信切断で心が折れて、急遽20分測定に切り替えたのは昨日のブログに書きました。
(ペダモニが原因ではなく雪が画面についての誤操作です)
20分271Wで、自己ベストFTPは247→257Wに上昇しました。

今回の測定時の状況は、

  • 疲労気味
  • ペダモニ(これまで使っていたパワーメーターよりハッピーと思われる)
  • 20分出し切り(普段はレースの最初の20分から換算)

でした。
ベスト出力が出た原因は二番目と三番目です。
近い内に疲労を抜いて各時間の最大出力をテストしてみたい所です。

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