Akiのロードバイク練習日記

2017年9月ロードバイク始めました。2018年6月、人生初落車で右前腕の神経と筋肉を断裂。しばらくリハビリ日記。

新潟県選手権ビギナークラス優勝

初めてのロードレースでしたが、何とか無事に終えることができました。
同じチームの方には、アップ用の自転車を貸していただく、賞品を車に乗せていただくなど、お世話になりました。
また、普段レース活動をするチームではないこともあり、大変な応援とお祝いをしていただき、とても嬉しく思いました。

結果は、ビギナークラスで優勝でした。
自分も相手にも怪我をさせることなく、無事にレースを終えられたことが一番だと思います。
とはいえ、自分では気づかない間に、ライン取りやブレーキで他の選手に迷惑をかけた場面もあったかと思います。
このあたりは、レース形式の練習会などに参加し、自分の動きのフィードバックを貰える機会を作っていく必要があると感じました。

県選手権

県選手権のレーススケジュールには、高校総体予選、小中学生クラス、男子競技者クラス、女子クラス、男子ビギナークラスがあります。
男子競技者クラス、女子クラス野中にはツール・ド・おきなわ等ビッグレースで活躍されている方を何人かお見かけしました。
ビギナークラスには自転車連盟に競技者登録していない人たちが出場します。
実業団チームや大学の部活動のメンバーで、まだ競技者登録していない人達が多く参加している様子でした。
また、人数が少ない女子クラスとビギナークラスは混走となっていました。
ビギナークラスの参加者は50人程度でした。

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コースプロファイルと作戦

ビギナークラスでは1周7kmの周回コースを3周します。
2分ほどの小さい坂が2つあり、スタート・ゴールは坂の頂上付近にあります。

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Zwiftレースで例えるなら、レース時間と上りの配置からWattopiaのHilly Loop 3rapのようなコースです。
現実のレース出場は初めてですが、ある意味慣れたコースプロファイルです。

スタート・ゴールの坂(弥彦村会館坂)からもう一つの坂(ぶどう山)に向かう方向に狭い2つの直角コーナーが連続しています。
ぶどう山から競輪会館前に向かう方向にはコーナーはありません。
天候は快晴でほぼ無風でした。去年は平坦区間で強力な横風が吹いており、力の差が出やすかったとのことでした。

作戦とは呼べませんが、まずは周囲の様子を見ながらラインを守り安全に走行することが第一でした。
短い上りと平坦しかないコースに加えて天候も無風であり、逃げはできにくいと思いました。
ただし、去年の上位選手が逃げた場合は追いかけようと思っていました。
もし余裕があれば、3周目のぶどう山でアタックし、最後の平坦を一人で逃げ切ろうと考えていました。

レース内容

1周目(NP238W)

弥彦村会館坂からローリングスタート、坂を下りきってしばらくしたところでアクチュアルスタート。
坂道ためローリング開始直後に全員大ブレーキでしたが、幸い落車はありませんでした。

アクチュアルスタートで一瞬強度が上がるものの、10秒500Wくらいですぐに慣性走行レベルに落ち着きます。
20番手くらいで集団の中で身をかがめ、前走者のラインをなぞることだけを意識しました。
集団のペースが高くないため、エネルギーを温存します。

2つのコーナーに入ります。
最初のコーナー前でかなり強くブレーキがかかり、ほぼ停止する速度でコーナーをクリアします。
コーナリングの技術に差があるビギナークラスであることと、出走前にコーナリングについて注意換気されていたためだと思います。
インターバルがかかりますが、すぐに次のコーナーがあるので、エネルギーを無駄遣いしないように。

2つのコーナーを抜けると、最初の上り(ぶどう山)に入ります。
このぶどう山は、1分ほど登った後に短い下りがあり、もう一度登り返すという区間となっています。
登り返しをハイスピードでクリアすることで後続に差をつけるポイントになると思っていました。
上りに入り強度が上がりますが、まだ余裕があります。集団に埋もれて、エネルギーを節約してクリアします。

  • ぶどう山 1:58 212W

過去の試走のベストタイムが2:01 377Wに対して、短い下りでペダリングをしていないため平均出力が半分程度です。
それでもベストタイムを更新しているので集団の効果は相当です。

ぶどう山後の下りではペダリングをすることなく、順位が上がります。
ビギナークラスではそれほど空気抵抗を意識していない参加者が多いため、相対的にスピードが乗りやすかったのかもしれません。
プロのような下り姿勢を取る技量はありませんが、頭を下げて身をかがめるだけでも効果があります。

ぶどう山から弥彦村会館坂に向かう直線も集団の埋もれてひたすら前走者のラインをなぞります。
200W程度でほぼサイクリングペースです。
全員が集団スプリントになると考えており、誰も逃げを狙わず、先頭で強く引く人も居ないようでした。

周回最後の弥彦村会館坂の坂も集団に埋もれて極力エネルギーを節約して通過します。

2周目(NP240W)

弥彦村会館坂からの下りですが、ここでもペダリングしなくても前に出てしまいます。
特に意図があったわけはありませんが、その勢いのまま5番手くらいまで番手を上げておきます。

1つ目のコーナーの直後、後ろで落車の気配がありました。
2周目は1周目より速いスピードでコーナーを回っていたため、その感覚の違いでスリップしてしまったのかもしれません。
2周目で渋滞が緩和され、スピードアップした結果コーナーで落車というパターンが有ることを知りました。
番手が上がっていたおかげで偶然回避できました。
レース終了後に怪我の治療を受けている選手を見かけましたが、骨折などの大事はなさそうでした。

この後も終始、集団に埋もれてラインをキープしてエネルギーを節約します。
特にローテーションが回ってくることもなく、かなり楽に同じ番手をキープし続けます。

上りでは少し強度が上がりますが、強くアタックする動きはありません。
誰もが集団スプリントを予想して脚を溜めている様子です。

  • ぶどう山 1:56 252W
  • 弥彦村会館坂 1:30 310W

3周目(NP308W)

弥彦会館坂下り後の直線で、2人が50m程前に出ているのに気づきます。
かなり余裕があったので、下りの勢いのまま単独でブリッジしました。
3人で逃げる感じになるかと思いブリッジしましたが、2人の選手は逃げるつもりはないのかローテーションが始まる前にすぐに吸収されました。
ここは無駄なエネルギーを使ってしまった場面だと思います。

ぶどう山でアタックしようと思っていたので、直線で番手を上げてコーナーは2番手で入ります。
やはり前方で入ると余計なブレーキが少なくて済みます。
体力を残している人間がより自由に安全に展開できるので、差は広がる一方になってしまいます。

ぶどう山で傾斜が急になったところから一気に踏みます。
上り区間では1分間平均450W程度でした。

  • ぶどう山 1:47 380W

ぶどう山を下りきった時点で、1人の選手に付かれていることに気付き、驚きます。
(一緒に練習させてもらったことがある方だったので、マークされていたのかも知れません。私もその方が前に出ていれば注意していたと思います)

一緒に練習させてもらったことがある方だったので、最後の平坦はスムーズに回ります。
並走するモーターバイクから後続との差が10秒と知らされます。
2人のスプリントになると思い、予定変更して全開ではなくFTP程度でローテをこなします。
ここは平均260W程度しか出ていませんでした。
そのままラスト500mに差し掛かり、お互いに牽制しあってローテが回らなくなり、すぐ最後の登りに入ります。

ラスト200m、後続の集団に追いつかれたことに気付き、かなり驚きます。
ここまでのレースでは集団でローテーションがほとんど回っておらず、ゴール前で誰も足を使いたくない心理もあり、もう後続は追ってこないと勝手に予想していました。

集団でうまくローテが回りだしたのか、誰かが足を使って牽引したのか、実は10秒差もなかったのか。
今後のレースでは、このようなことをレース後に他の選手と話し合えればいいなあと思います。
Zwiftだと後ろの集団との秒差と後ろの選手が出しているパワーウェイトレシオが表示されるので、それを見ながら出力を調整するのですが。

追いつかれた直後、スリップストリームに入られたくないので一気にスパートします。
作戦でも何でもなく、追いつかれた驚きで反射的に上げたというのが正しいです。
そこまで牽制気味で走っていたため、苦手なスプリントですが、最大850W、20秒700Wまで上がりました。
後続を2秒引き離し、1位でゴールしました。

勝因

パワー

ビギナークラスに出場した中で、出せるパワーが高かったと思います。
集団内に居れば脚を温存でき、位置取りにも苦労しませんでした。
ロードレースは体力がなくなってくると、位置取りが難しくなり、余計にインターバルがかかり、加速度的に苦しくなっていくものだと感じました。
ヒルクライムなら体重あたりのパワー、周回コースならインターバルなど、必要な領域のパワーを鍛えることが何よりも効果があると思いました。

試走

コーナリングや下りに不安があり、事故防止のため事前に何度も試走していました。
試走のスピードよりもレースのスピードのほうが全体的に遅く、集団内でも不安なくコーナーや下りをこなせました。
無事にレースを終えることができ、試走をしておいて本当に良かったと感じています。

空気抵抗

集団内でも身をかがめる、前走者の真後ろにつくということを意識しました。
また、ヘルメット、シューズカバー、ワンピース、ゼッケン用両面テープと、費用対効果が高い機材を使いました。
下りでは、胸に空気が入らないように腕を折りたたんだポジションを取りました。
トップチューブに跨るなどのポジションは危険と言われているため避けました)
ビギナークラスでは、予想以上に空気抵抗を意識していない参加者が多いと感じました。
空気抵抗の削減には、頭を少し下げるだけでエアロホイールやフレームより効果があると聞きます。
レースではなくロングライドやチームの練習でも使える方法で、簡単に差をつけられる部分でもあると思います。

レース展開

最終周回のぶどう山を下った時点で2人逃げになるのは予想外でした。
しかしながら、ここで知り合いの方とローテーションを回せたおかげで、ラスト200mで追いつかれたときにスプリントする脚を残せました。
仮に一人逃げで追いつかれた場合、入賞することも難しくなっていたと思います。

逆に、2人で牽制しあわなければ、そもそも集団に追いつかれず逃げ切れたという可能性もあります。
もう一人の方は、集団に追いつかれた後、そのまま集団にパスされてしまったので、結果から見れば牽制は不要でした。

このあたり、他の選手の体力を読むこと、集団の動きを読むことができればよいのですが、実際には難しいところだと思います。
確かな教訓は、逃げる場合は後続との距離をよく確認したほうがいいということでしょうか。(自分はZwiftに慣れていたため完全に忘れていました)
そして、自分自身の勝ちパターンを把握することが大切だと感じます。

表彰式後

副賞として新潟産茶豆「新潟娘」を発泡スチロールの箱入りでいただきました。
自走で来たのにどうしましょうか。

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競技者クラスのレースを観戦しました。集団の中ほどで登る田崎選手、奈良選手。
「最強ホビーレーサー6人のロードバイクトレーニング」他、ロードバイク本を持ってきてサインしてもらえばよかったと後悔しました。

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観戦後、応援にきてくださったチームの方のヒルクライム練習にお付き合いして弥彦山へ。
本日のパンダ焼きはキャラメルクリーム味。

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その後、自分が自走で帰る間に、商品を自宅まで車で送っていただきました。
帰りに賞品を持ち帰ることを全く考えておらず、本当に助かりました。

まとめ

チームの皆さんのサポートのおかげで、初レースを無事に走りきれました。
ビギナークラス優勝という結果でしたが、普段レースに出るチームではないこともあって大変喜んでいただき、自分自身もとても嬉しかったです。
試走などを十分した上で、自分の実力に見合うレースにエントリーしてみるのはとても良いことだと思います。

今後の自転車活動について色々な方と会話しました。
個人的には、現在の平日のローラー台トレーニングが自分に最も向いているトレーニング方法だと思っています。
仮に実業団チームに入る、もっと高いレベルを目標にするとしても、生活の中の優先順位やトレーニング時間は今とほとんど変わらないと思っています。
持続可能で最大効率的なトレーニングを続けた上で、自分に適したレベルのレースを目標にして楽しんでいきたいというスタンスです。
例えば、うまく行っていつの日かパワーを10%増加、体重を10%減量できれたとすれば、ツール・ド・おきなわ210kmが適当ということになると思います。

ただし、費用と安全面から自転車のレースに高頻度に参加することだけは考えていません。
狙いのレースに的を絞って取り組むのが蒸していると感じます。
強い選手に引きずられるのはZwiftレースでいつでもできます。(もちろんZwiftだけでは足りないものは非常に多いですが)

また、自転車を通じていろいろな人と関わりたいので、他のチームの練習などにも積極的に参加したいと思っています。
いずれチームを作ったり、練習会を開ければいいなと考え始めています。
多分、レースで勝つこと自体より、レース活動を通じて輪を拡げていくことにモチベーションを感じています。

  • メモ

6時:起床
7時:自走にて出発
8時30分:会場到着、受付、ゼッケンの準備、出走サイン、検車、おにぎりとパンで自走分のカロリーを補給
9時20分:スタート地点に自転車をセット(真ん中より少し前くらい)、レース観戦
9時45分:自転車をお借りしてウォームアップ、2分400Wくらい、コーヒーを飲む
10時:自転車の位置に並び始める
10時15分:レーススタート